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時給から年収・手取りの目安を出す考え方

パートの時給、アルバイトのシフト、転職先の「時給換算すると…」という会話。年収の感覚に直すときは、時給×1日の時間×年間の出勤日、が基本の骨格です。けいさん箱の 時給⇔年収 は、その骨格を素早く試す概算です。税引き後の手取りまでは出しません。

額面の骨格:時給 × 時間 × 日数

いちばん単純な形は次です。

ツール初期値の例では、1日8時間・年240日などが入っています。正社員のカレンダーに近い置き方の一つです。週3日・1日5時間のパートなら、年間日数と1日時間を実態に合わせて下げてください。ここに入れる数字が現実とずれていると、あとの議論が全部ずれます。

賞与を「何ヶ月分」として足す欄もあります。賞与が確実でない契約では0のまま比較した方が、期待値を盛らずに済みます。

額面と手取りは別物

時給換算で出した年収は、税・社会保険を引く前のイメージに近いです。「手取りで年〇〇万ほしい」という目標とは段階が違います。 手取りの目安は 手取り計算 で、額面年収や月収から控除後の感覚を眺めてください。ふるさと納税の上限や家計の固定費と比較するときも、手取り側の数字の方が現実に近いことが多いです。

残業代のざっくり見方

同じページの 残業代の目安 では、時給から、または月給(基本給)と月の所定労働時間から換算時給を出し、残業時間と割増率(125% / 135% / 150% / 100% など)で試せます。

これは労働法の助言ではありません。就業規則、36協定、固定残業の精算、深夜割増、月60時間を超える割増などは契約と法令の話です。給与明細の「何時間が何円だったか」を読み解く補助、または求人比較の下書きとして使ってください。

よくある取り違え

比較するときのチェックリスト

  1. 比べたいのは時給か、月の総支給か、手取りかを決める
  2. 1日の時間と年間日数(または週あたり日数×52)を、実際のシフトに近づける
  3. 賞与・手当・交通費を「入れる/入れない」をメモする
  4. 残業を含むなら、 残業代の目安 で割増の仮定を明示する
  5. 手取りの感覚が必要なら 手取り計算 に額面を渡す

求人票の「月給25万」と「時給1,200円・週5・8時間」は、所定時間と諸手当の置き方次第でどちらが得にも見えます。 けいさん箱は結論を出さず、同じ前提で並べ替えるための計算機です。

具体例

転職・求人比較での使い方

求人票が月給表記でも、時給表記でも、まず「所定の時間と日数を自分で置いた年収骨格」にそろえると比較がしやすいです。A社は月給24万円、B社は時給1,600円、のように単位が違うとき、けいさん箱で両方を年収概算に寄せてから、通勤や賞与の有無を足し引きします。

固定残業代込みの月給は、残業ゼロの月と繁忙月で実質時給が変わります。ツールの残業パネルで「想定の残業時間を足した場合」と「残業ゼロの場合」を両方試すと、楽観的な年収だけを見てしまうミスを減らせます。それでも、求人の注記(固定残業の時間数・超過分の支給有無)を読まない比較は危険です。

パート・シフト制での置き方

週あたりの出勤が安定しない場合は、直近数か月の実出勤時間を平均し、年換算してから「1日時間」と「年間日数」に分解すると再現しやすくなります。たとえば月80時間ペースなら、年960時間。これを「1日5時間×192日」と置いても、「1日8時間×120日」と置いても年収骨格は近い数字になります。自分のシフトの実態に近い分解を選んでください。

交通費別途・昇給見込み・繁忙期の時給アップは、年収骨格の外にメモするのがおすすめです。最初から全部を一つの数字に混ぜると、どこを変えたら結果が動いたのか分からなくなります。手取りが必要な段階で 手取り計算 に渡し、社会保険の加入見込みが変わるライン(いわゆる壁)は別資料で確認してください。本ツールはその壁判定までは行いません。

家計に落とすときの順序

  1. 時給⇔年収で、実態に近い時間・日数の額面骨格を出す
  2. 残業が見込まれるなら残業パネルで上乗せの幅を見る(楽観と控えめの二通り)
  3. 手取り計算で、控除後の月・年の感覚へ落とす
  4. 家賃比率や貯金の試算など、暮らし側のツールと並べて「足りるか」を見る

「時給が上がったのに生活が楽にならない」ときは、日数が減っていないか、手取り側の社会保険・税の段階が変わっていないか、残業前提で生活費を組んでいないかを疑うと整理しやすいです。数字の土俵をそろえるだけで、感覚と明細のギャップが説明できることがよくあります。

交渉や退職の判断材料にする場合も、スクリーンショット一枚ではなく、前提(時間・日数・賞与・残業)を書き残してください。同じ時給でも前提が変われば年収骨格は大きく動きます。比較表には「いつの時点のシフト想定か」も添えると、あとから自分で見返しても破綻しにくいです。

ツールでできること・できないこと

できること: 時給↔年収の双方向の概算、賞与月数の加算、残業時間と割増率による上乗せの試算。 できないこと: 個別の税金・社会保険の確定、未払い残業の法的判断、就業規則の適法性チェック、給与交渉の代行。 最終的な条件は労働条件通知書と給与明細が正です。

よくある質問

時給から出した年収は手取りですか?

いいえ。控除前の概算です。手取りは 手取り計算 で別途見てください。

年間勤務日数はいく日で置けばよいですか?

正社員のざっくり例として240日前後が使われることがあります。パートは実出勤から年換算してください。

残業代の125%はいつも正しいですか?

よく話題になる目安の一つですが、契約や休日・深夜・時間数で変わります。労働法の助言ではなく、割増率を選んで試す概算です。

求人の「月給」と時給換算は同じですか?

一致するとは限りません。所定時間や固定残業の扱いが求人ごとに違います。比較の出発点にとどめてください。

入力した金額はサーバに送られますか?

いいえ。計算はブラウザ内で行い、当サービスのサーバへ送りません。

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